レスリング協会にアクセスが集中してて全然つながらないらしい
先日この記事を書いたが、たかだか4つや5つしか記事のないこのブログに2日間で3000PV近いアクセスが来て、「なんでだ!?」と思ってたんだが…
レスリング協会サイト、アクセス集中でつながりにくく
実は思い当たる節がある。
先日記事を書く参考資料を探すため「レスリング ルール変更」でググってみた。そうすると当たり前だがレスリング協会のサイトが多く検索結果には表示される。しかしどの記事をクリックしても表示されずエラーが出てしまうのだ。
落ち着いて考えたらその段階で「あれ?変だな?」と思うはずなんだが、なぜか私は「アドレス間違ってるんじゃねえか!」と腹が立てていた。
でも今さっき別件で調べたいことがあり「レスリング協会」でググったが、やはり開かない。
「あれ?これいくらなんでもおかしくね?」
と思って、「日本レスリング協会 アクセスできない」でググってみるとこの記事が出てきた。
なるほど。そりゃ私の記事にアクセスがたくさん来るわけだわ。
同協会は「吉田選手のニュースがテレビなどで報道されるたびに、アクセスがさらに集中しているようだ」と話す。当面は根気強くアクセスしてほしいとしている。
いやいや、レスリング協会のサーバ弱すぎるだろ…
とはいえ、おかげでこのブログを世間に広く知らしめる(?) ことができたので、私にとっては良かった。
しかしやはり世間はレスリングのルール変更に困惑している
高谷選手の戦いは終わりましたが、実況vs解説の戦いがまだ終わっていません。#レスリング #リオ2016 pic.twitter.com/b7iEWkTLaQ
— パドック屋さん(解散の予定なし) (@paddock_watcher) 2016年8月19日
男子フリースタイル74kg級ベスト16でフランスのゼリムハン・ハジェフ選手と対戦した高谷惣亮。試合は2-4で高谷選手劣勢の中、終了間際に高谷選手が相手を回し2点を取って同点に追い付いた。が、アナウンサーは完全に高谷惣亮敗れたモード。しかしグラウンド上の高谷惣亮は喜んでいる。ついでにフランス側からはチャレンジも行われた。勝ったはず?のフランスが、だ。
2013年からの新しいルールでは同点に追い付いたとき、
- ビッグポイントの多い選手 (1回の技で取った得点が大きい方)
- 相手にコーションを与えた数の多い選手
- ラストポイントを取った選手
の順で決まると決められた。
ちなみに同点に追い付いた時点では高谷もハジェフもビッグポイントは2点。そしてコーションはハジェフ0に対して高谷2。
だからアナウンサーはルール2が採用されると思って、「高谷敗れたはずなのに、なぜフランスはチャレンジを出したのでしょう?」と完全にはてなモードに陥っていた(チャレンジに失敗したら相手に1ポイント追加され、5-4となって、勝てたはず?のフランスが負けてしまう)。解説の元銅メダリスト湯元健一さんも相当混乱していた。
実際チャレンジがなくても高谷惣亮は勝ってたの?
勝ってた。
この試合、ハジェフの4点は1点・1点・2点の4点。高谷惣亮の4点は2点・2点の4点。ビッグポイントはともに2点だが、2点の数がハジェフ1つに対して高谷惣亮2つ。ビッグポイントが同じ場合はその数で判断する。だから同点に追い付いた段階で高谷は勝ってたし、フランスのチャレンジも当然だったのだ。
レスリングの実況アナウンサー、バグる。
— yamamoto yosuke (@yamamoto_yosuke) 2016年8月19日
高谷選手が2+2、警告2
フランスの選手が1+1+2
アナウンサーは「最大ビッグPTが同じだから警告の数が少ない方が勝ち」と思い込んでいたみたい。
正しくは「最大ビッグPTの数が多い方が勝ち」。
勉強になるねぇ。
実況に対して入念な準備を重ね、細心の注意を払っている実況アナウンサーの方でさえこうだ。オリンピックでしか試合を見ない私たちに分かるわけはない。
やはりレスリングのルール変更に世間は相当困惑している。
高谷負けちゃったじゃないかい💢
— JUN (@jun_tweetgate) 2016年8月19日
放送しねぇからだよ💢
NHKのせいにしてやる💢
中継にまで困惑はおよんだようだ。